心の病気について
大人の発達障害について
大人の発達障害の問い合わせが増えています。
病名でいうと、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、ADHD等でしょうか。
特に、アスペルガー症候群やADHDの患者さんが増えてきました。
もともと数パーセントの有病率で、決して少なくはなく、気になる人も多いと思います。
ただ、発達障害には、薬物治療は、限定的で、保険で明確に治療薬として、認可されているのは、ADHD用のものしかありません。それ以外は、それぞれの症状に対して、対症療法的に少量の安定剤を使用することがほとんどです。
有病率は、高い疾患ですのでーこのページを見た方は、ある意味半分ぐらいの確率で、発達障害の可能性があるのではー(根拠はありませんが)
と思っています。ただ、表面的ではあっても社会生活を普通に行えている人には、確定診断の必要性は、あるのかと、いつも自問しながら診療に当たっている毎日です。
ADHD用の簡単な心理テストは、ネットにも存在しますが、精密検査等希望の方には、専門的な心理テストを当院では、行っております。